-i (ファイル名指定)スイッチ

ファイル名とワイルドカードを指定します。

ファイル名指定のための複数のスイッチがサポートされています。

文法

-i[<recurse_type>]<file_ref>

<recurse_type> ::= r[- | 0]
<file_ref> ::= @{listfile} | !{wildcard}

パラメータ

<recurse_type>

このスイッチで指定されたワイルドカードおよびファイル名がどのように使用されるかを指定します。 このオプションが指定されていない場合、-r (再帰的検索) スイッチによる設定が適用されます。 詳細は -r (再帰的検索) スイッチを参照して下さい。

<recurse_type> ::= r[- | 0]
<file_ref>

ファイル名とワイルドカードか、もしくは処理するファイルを指定したリストファイルかを指定します。

<file_ref> ::= @{listfile} | !{wildcard}
オプション 説明
{listfile} リストファイルの名前を指定します。リストファイルの説明を参照して下さい。
{wildcard} ワイルドカードかファイル名を指定します。

使用例

7z a -tzip src.zip *.txt -ir!DIR1\*.cpp

書庫ファイル src.zip にカレントディレクトリ上のすべての *.txt ファイルと、DIR1 ディレクトリ及びそのサブディレクトリ中のすべての *.cpp ファイルを追加します。

このスイッチと共に使用することができるコマンド

a (追加), d (削除), e (解凍), l (書庫の内容を表示), t (書庫の正当性診断), u (更新), x (フルパスで解凍)

参照

スイッチ: -r (再帰的検索), -x (除外ファイル指定)