-r (サブディレクトリの再帰的検索)スイッチ

コマンドラインでのワイルドカードおよびファイル名を扱う方法を指定します。

文法

-r[- | 0]
スイッチ 説明
-r サブディレクトリの再帰的検索を使用します。
-r- サブディレクトリの再帰的検索を使用しません。このオプションは全てのコマンドのデフォルト設定です。
-r0 ワイルドカードのみサブディレクトリの再帰的検索を使用をします。

使用例

7z l archive.zip *.doc -r-

書庫ファイル archive.zip のルート書庫ディレクトリ中にある、すべての *.doc ファイルを表示します。

7z a -tzip archive.zip -r src\*.cpp src\*.h

書庫ファイル archive.zip に、 ディレクトリ src 及びそのサブディレクトリ中の、 すべての *.cpp ファイルと *.h ファイルを追加します。

7z a archive.7z folder1\

書庫ファイル archive.7z に、 ディレクトリ folder1 及びそのサブディレクトリ中のすべてのファイルを追加します。

7z a archive.7z -r folder2\

すべての folder2 ディレクトリの中のすべてのサブディレクトリを検索し、 (すべてのサブディレクトリを含む)それらを 書庫ファイル archive.7z に追加します。

このスイッチと共に使用することができるコマンド

a (追加), d (削除), e (解凍), l (書庫の内容を表示), t (書庫の正当性診断), u (更新), x (フルパスで解凍)

参照

スイッチ: -i (包含ファイル指定), -x (除外ファイル指定)